妊娠中、不眠症に悩まされていませんか。
妊娠中の不眠症状は、時期によって原因が異なります。大切な時期には質のよい睡眠を取り、出産までの準備をしましょう。こちらでは、妊娠中の不眠の原因から対策方法まで紹介します。
妊娠中の不眠の原因
妊娠中の不眠の原因について解説します。妊娠中の不眠症状は時期毎に原因が異なります。
- 初期
- 中期
- 後期
以上の時期別に不眠の原因をチェックしましょう。
妊娠初期はホルモンバランスが原因でイライラする
妊娠初期は、ホルモンバランスによりイライラするため不眠になりやすいでしょう。妊娠4ヶ月までの期間は、以下3つのホルモンが分泌されます。
- hCGホルモン
- エストロゲン
- プロゲステロン
どのホルモンも妊娠・出産のために必要なものですが、心身に変化が起きるためメンタルが不安定になります。イライラやメンタルの不安定さはPMSによるものと似ていますが、期間が異なります。PMSは月経が始まると症状が落ち着きますが、妊娠初期の不調は症状のひとつです。
また、妊娠初期は昼間に眠気を感じ、夜は体温が高くなるため眠れないなどのお悩みを持つ可能性もあります。以上のように、妊娠初期はホルモンバランスにより、イライラや体温変化から不眠に繋がる場合があります。さらに、妊娠初期はつわりや膀胱圧迫により睡眠障害が起きることもあるため、眠れずに辛い場合は医師に相談しましょう。
妊娠中期は胎動や頻尿で不眠に繋がる
妊娠中期は、胎動や頻尿が多く不眠になりやすいでしょう。妊娠中期の安定期には、胎動を感じはじめます。そのため、お腹の中の赤ちゃんによる胎動で目が覚めることがあります。日中は気にならない胎動が夜寝る頃に気になり、眠れないこともあるでしょう。
また、昼間より夜に胎動が激しくなる場合が多いため、不眠を感じる妊婦さんも多くいます。さらに、妊娠中期には頻尿になりやすい時期です。お腹の赤ちゃんが大きくなるにつれ、血液量が増えて余分な水分が尿となり排出されて頻尿を招きます。妊娠中期は残尿感もあるため、質のよい睡眠ができなくなってしまうのです。
以上のように、妊娠中期は妊娠初期と比べてメンタルが安定しますが、睡眠障害を発症しやすい時期です。
妊娠後期は動悸や息切れが起きる
妊娠後期は、動悸や息切れによる不快感で不眠になりやすいでしょう。妊娠後期には送られる血液量が増えるため、妊娠前の時期より心拍数が30%〜50%程度増えます。そのため、夜寝ていても動悸や息切れを発症し、寝づらさを感じてしまいます。
妊娠中の貧血から、動悸や息切れに繋がる場合もあるでしょう。妊娠後期はお腹の中の赤ちゃんが大きくなり、動きづらくなることから運動不足になることもあります。適度なストレッチや入浴を心がけることで、動悸や息切れの改善に繋がります。
- 軽いウォーキング: 血流を促進し、体をリフレッシュさせます。
- マタニティヨガ: 体に負担のないストレッチで、リラックス効果を高めます。
- ぬるま湯に浸かる: 38℃〜40℃のぬるま湯に10分程度浸かることで、血行を良くします。
ただし、長時間の入浴は体に負担がかかるため、10分を目安に浸かりましょう。
妊娠中の不眠対策
妊娠中の不眠対策について紹介します。妊娠中の不眠症状を和らげるために、ストレスをためない生活を心がけることをおすすめします。
- ぬるめのお風呂に入る: 血行を促進し、体をリラックスさせます。
- 軽い運動をする: ウォーキングやヨガで適度に体を動かし、リラックスします。
- 呼吸を意識する: 深呼吸をすることで、リラックス効果が高まります。
- ブルーライトに注意する: 寝る前にスマホやパソコンの使用を控え、ブルーライトを避けます。
また、妊婦さんが不眠解消のために体を温める場合、ハーブティーが適しています。リラックスタイムにハーブティーを飲んで、体を温めましょう。例えば、カモミールティーやレモンバームティーはリラックス効果が高く、安眠を促します。ジンジャーティーやローズヒップティーは体を温め、血行を促進します。
エンジェルティーは、産前・産後のママにおすすめのオーガニックハーブティーです。リラックス効果のあるカモミールやラベンダーが含まれているため、出産前の不安にも効果的です。
まとめ
妊娠中に生じる不眠の原因から対策まで紹介しました。妊娠中の不眠は時期により原因が異なりますが、体を温めるとリラックスして眠れるでしょう。体を温めるにはハーブティーがおすすめです。
エンジェルティーは、産前・産後のママにおすすめのオーガニックハーブティーです。